キャノンの主力シリーズTSの中でも最安の部類に入るTS3000シリーズ。
プリンターをとにかく安く済ませたい、安く買いたいという方には選択肢に入ってくるのがTS3530です。
この記事ではTS3530はどんなプリンターなのか、インク代はどうなのか、前モデルとの違いなど分かりやすく解説していきます。
TS3530ってどんなプリンター?
キヤノンの人気プリンターTSシリーズはエントリーモデルから、ハイスペックモデルまで多様なモデルが存在します。基本的にTSの後にくる数字が大きければ大きいほどハイスペックとなり、TS3000シリーズからTS5000,6000,7000,8000シリーズという展開になっています。
詳しい違いはこちらの記事を参考にしてみてください
TSシリーズでもエントリーモデルに位置するTS3000シリーズ。TS3130から始まり、TS3330、TS3530と約2年ごとに新機種を投入しており、2023年12月現在でTS3530が現行モデルとなっています。
TS3530の魅力は何と言っても本体価格の安さです。2023年12月現在での価格は7000円を切る価格でとても買いやすいですね。
また大きさもコンパクトに収まっていますので狭いデスク回りでも置けます。
TS3530がどんなプリンターか簡単に表すと
・本体価格価格は→ 非常に安いです
・インク数は?→ 4色です
・インクコストは?→ 高いです
・インクスピードは?→ 遅いです
・自動両面印刷は?→ できません
こんな感じのプリンターになります。同じように安いTS203という機種がありますが、TS3530とTS203の違いは本体に液晶が付いてるかどうかとWIFI接続ができるかどうかになります。
液晶もいらねぇ、WIFIなんか繋がねぇ、という人はさらに安いTS203を選ぶと良いでしょう。
TS3530は一言でいうと「本体価格が安いプリンター」ということになりますが、その分ランニングコストであるインク代は割高になってしまいます。
TS3530のインクはコスパが悪い!?
薄々分かっていましたが、本体価格が安い=インク代が高い という構図はどうしてもあります。
メーカーはインク代で儲けを計算していますから仕様がないことです。
TS3530に使っているインクの種類は BC-365/366というブラックとカラー(シアン、マゼンタ、イエロー一体型)のヘッド一体型インクになります。
カラーにはシアン、マゼンタ、イエローが入っておりたとえば、マゼンタだけがなくなり他の色はまだ残っている状態でもカートリッジの取り替えが必要となりコストパフォーマンスは悪いといえます。
さらにキャノン純正インクの価格はキャノンオンラインショップの価格でみると
BC-365大容量タイプが3,230円。
3色カラーのBC-366大容量タイプが3,120円となっており高いんですよ。
ただこれを互換インクに切り替えた場合、
BC-365XL 3230円 → 2900円 互換インクの購入はこちら
BC-366XL 3120円 → 2900円 互換インクの購入はこちら
▶BC-365/366のセットの購入はこちら
と安く済みますので少しでも安く済ませたいという方には互換インクがオススメです。
\互換インクのおすすめメーカーはインク革命さんです/
前モデルTS3330からの進化は?何が違う?
TS3000シリーズは他のTS5000シリーズやTS8000シリーズのように毎年新型投入というよりは2年おきの新型発表となっています。前モデルはTS3330となり、TS3530との違いは何でしょうか?
【TS3330と比べたTS3530の変更点】
■良くなった点
・LINEから簡単印刷
■悪くなった点
・インクの変更 BC-345/346 → BC-365/366
・印刷コストが高くなった
TS3330とTS3530の違いをシンプルに言うと、
「インクが変更になったこと以外ほとんど変化なし」
ということが言えます。
2年越しの新型で前モデルとまったく同じだとさすがにと思ったのか、LINEからの印刷ができるようにしたのとインクを変更して変わった感を出していますが、実際はほとんど同じです。
それで一番の変更というと、インクの変更です。
TS3330に使われているインクはBC‐345/346でTS3530ではBC-365/366に変っています。
これによりインクコストは上がっています。
このインクの変更によってインクコストも若干上がっています。
ご覧の通り、少しですがインク代は上がっています。
車業界では新型になればなるほど、燃費が向上しコストは下がっていきますがプリンター業界では燃費は変わらない代わりにガソリンの種類を変えて高くするような手法でかなり悪質ですよね。
印刷コストを節約する2つの方法
第一の節約 互換インクに切り替える
上記のインクコストはメーカーが発表している純正インクを使っての結果です。
純正インクよりも安い互換インクに切り替えればインクコストも下げられます。
互換インクについて不安に思われている人も多いかと思いますが、互換インクメーカー選びを間違えない限り品質は問題ありません。
印刷コストは互換インクに切り替え日常使いの費用を抑えるのが第一の節約です。
第二の節約 ネットプリントの活用
TS3530のインクはブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色です。4色プリンターの印刷レベルはあまり良くありません。綺麗な写真を印刷したいと思ってもTS3000シリーズでは難しいでしょう。
そんな時活用したいのがネットプリントです。
ネットプリントは写真屋さんが使っているプロの印刷機で超綺麗な印刷ができるネット完結のプリントサービスです。
アオヤギ写真工芸社では銀塩写真を用いてインクジェットプリンターとは比べ物にならない綺麗さと優れた耐水性、耐久性を実現しながら、L判写真印刷が1枚7円~という驚きの値段でプリントしてもらえます。
TS3530での写真印刷は用紙代も含め1枚34.8円のコスト。対しアオヤギ写真工芸社は1枚7円のコスト。印刷クオリティはだんぜんアオヤギ写真工芸社でしかも安い。
さらに家でもA4までの用紙しか印刷できないですが、アオヤギ写真工芸社では様々な用紙の大きさと用紙の種類を選ぶことができ、良いことづくめ。
普段使いとしてインクを純正から互換インクにすることで印刷コストを下げ、
きれいな写真印刷をしたいときはアオヤギ写真工芸社のようなネットプリントで印刷コストを下げる。この大谷翔平選手なみの二刀流で印刷コストを賢くスマートに節約することができるのでおすすめです。
まとめると日常的な印刷は家にあるTS3530で印刷。その際にインクは互換インクにして節約!
→おすすめ互換インクメーカー インク革命
そして綺麗な写真印刷はネットプリントでプロ並の仕上げ印刷を安く済ませて節約!
→おすすめネットプリント アオヤギ写真工芸社